大泉先生退官記念シンポジウム～あぶくま農学校実践塾～

　あぶくま農学校実践塾長として大変お世話になった大泉一貫先生（宮城大学教授）がこのほど定年退官され、６月１５日に退官記念のシンポジュウムとパーティが仙台市で開かれました。このシンポジュウムに公社の菅野前事務局長や実践塾生ら７人が参加しました。

シンポジュウムは、「１次産業の未来を考える」と題して、震災復興から新たな取り組みをしている農業・漁業法人、企業、研究機関からの実践報告という形で進められました。その後、大泉先生が「我が国の一次産業の創造的発展に向けて」と題して記念講演を行い、「世界には中身の異なる３つの農業の型がある。我が国農業は、この中でも成熟国型の成長農業＝高付加価値・高生産性農業を目指すこと」等を提言されました。
　シンポジュウムに引き続いて開かれたパーティでは、大学関係者ら３００人ほどが参加、短い時間でしたが実践塾生と先生の歓談も行われました。